【中医学的心の養生法】『傷ついた心』の修復の仕方~心は青空のまま〜|東京都中野区 推拿整体院 すいな健康院
①心が傷ついて明るく前向きになれません
②中医学五行説からみた“心が傷つく”とは?
③心は青空、いつも雲の上に
④『傷ついた心』の修復の仕方
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①心が傷ついて明るく前向きになれません
過去に受けた心の傷が深く
未だに明るく前向きになれません。
心が傷ついたまま
鬱っぽい状態が抜けずにいます。
一度傷ついた心は
もとに戻らないのでしょうか?
これは
かつての私の悩みであり疑問でもありました。
結論から申しますと
『心は傷つかない』
というのが答えです。
「そんなこと言ったって
私の心はこんなにズタズタでウツウツで…」
とかの反論もあると思いますが
実はそれは思考の積み重ねであって
「思い込み」の一つです。
「心は傷つかない」で「思い込み」である
と言うことは
思い込みを変えていくと
心は元の状態のままになれます。
ということを信じたほうが
この先の人生にとって
どれほど良いでしょう。
心は本来ピカピカでツルツルで
空で言うと雲一つない青空です。
「傷ついている」
と言うのは
感情の記憶の蓄積です。
「傷つけられた」
と感じた時の感情の記憶が
そのまま脳に刻まれてしまったのです。
だから
心自体は何ら影響を受けていません。
それでは
実際には「傷ついている」と感じている心の状態を
どのようにすれば元々の
雲ひとつない青空のままの心に戻れるのでしょうか?
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②中医学五行説からみた“心が傷つく”とは?
中医学の観点からお話ししましょう。
中医学では
感情は5つの内臓に関連しています。
『怒り』は肝
『喜び』は心
『思う』は脾
『悲しみ』は肺
『恐れ』は腎と結びついています。
これらの感情は
内臓の状態によっても
受け止め方、現れ方が違ってきます。
たとえば
先天的に「腎」が強い人は『恐れ』にも強く
あまり動じることがありません。
この稀にいる「腎」の強い人は
感情に振り回されることがなく動じない
まさに生まれながらに『不動心』があるようです。
つまり
心が動じないということは
傷つくこともないのです。
しかし
多くの人は
先天的な「腎」があまり強くありません。
そのような人たちは
他の臓器の強さ、弱さにより
感情の起伏に特徴がでます。
性格が現れると言ってもよいかも知れません。
「心」だけはプラスの感情ですが
これも過剰になると心身にマイナスの作用があります。
『喜び』や『優しさ』の感情を多くお持ちの方は
「心」の氣が豊かではありますが
この感情を過剰に持っていると
マイナスの感情に引き戻され
『恐れ』や『悲しみ』を過剰に感じてしまいます。
「心が傷つく」 というのは
内臓に反応した感情を
肉体を通して感じ
その感覚を脳が記憶した状態
なのです。
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③心は青空、いつも雲の上に
心は傷つかないし
心は青空なのだから
「傷」は「雲」であると仮定しましょう。
その痛みの記憶
つまり「傷」である「雲」は
脳に記憶された情報に過ぎないのだから
脳から消していくことが
雲一つない青空である
「心」を取り戻すことになります。
先にも言いましたが
五臓の中で『心』だけが
プラスの感情をもっています。
だから
『心』のエネルギーを多く持っている人は
「喜び」や「優しさ」といった
プラスのエネルギーをたくさん持っていて
そのエネルギーを発することができます。
しかし
陽があれば陰もあります
プラスの感情だけが良くて
マイナスの感情が悪いという訳ではありません。
バランスです。
『恐れ』や『悲しみ』といった感情も
同時に存在していることを忘れてはなりません。
だから「心優しい」人は悲しくなることも多いのです。
『傷』が深い ということは
「反動」が大きかったと言うことです。
作用は正反対の方向に動く
と知っておくべきで
これは哲学です。
「深い悲しみ」で「傷ついている」
と言うことは
「大きな喜び」を感じていた
「大きな喜び」を知っている
ということでもあります。
そして
「傷」は「心」についているのではなく
脳に記憶されているのです。
先ほど「心=青空」で「傷=雲」と仮定しました。
脳に記憶されている「雲」の一つを
傷ついてしまっている「傷」と思い込んでいるだけです。
「雲」にも白い雲もあるし
グレーが買っているのもあるし
真っ黒に大雨を降り落としそうな「雲」もあるでしょう。
これが「傷」で
永遠に居座って青空を2度と見せなくしている
と思い込んでいるだけです。
傷ついた心に思い悩むのは
脳の中の一つの記憶に注目して
それを拡大して取り出して
その一点に集中しているようなものです。
しかし
青空はいつでも雲の上にあります。
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④『傷ついた心』の修復の仕方
では
『心の傷の修復の仕方』
について考えていきましょう。
例えば
東京都中野区から見上げた空が
地上から見て見渡す限り真っ黒な曇り空でも
ロケットで垂直に上空に登っていき雲を突き抜ければ
周りは一面の青空で
眼下には照り返しで真っ白な雲が
だんだん小さくなって見えていきます。
気象衛星の高さで見下ろせば
たとえ嵐や台風であっても
せいぜい地球レベルでは
ほんのその地域の一部に掛かっているだけです。
心も実は同じです。
今あなたは
東京都中野区のある地点から
この曇り空を見上げて
「心が晴れない」
と言っているのではありませんか?
「この中野から離れるわけにはいかない」
とか思い込んで
曇り空の下にいることに
甘んじているのかも知れません。
では
どうすればいいのでしょうか?
⒈「曇り」が通り過ぎるのをその地点で待つ
⒉「青空」の見えるところに地上を移動していく
⒊「曇り」を下に見下ろし視界全快の「青空」に上昇する
いずれにしても
「雲」はあるにはあるのです。
いきなり「雲を消す」という
魔法の杖を持つ選択肢はありません。
つまり
「雲」=「傷」はあっても良いのです。
「青空」の見えるところに行く
「青空」の見える領域を増やす
と言うことです。
そうすれば
「雲」があっても気にならない
となります。
「雲」=『マイナス』ではない
と気づくことになります。
「青空」の領域が広ければ
「雲」はあっても気にならない
ということに気づいて欲しいのです。
「陰」と「陽」があって
「マイナス」と「プラス」ではありますが
「悪い」と「良い」ではありません。
ここに書いてあることは「知識」になると思います。
ただ
これを日々の生活の中で実践して欲しいのです。
実践しなければ腑に落ちない
身体に染み込まない
脳に記憶されないのです。
今の脳の回路には
「マイナスの感情」を
「雲」として「傷」として記憶して
それを時々大きく取り出してそこに集中する
という悪習慣がついたままです。
新しい思考回路
思考習慣を身につけるのです。
チャレンジすると様々な試練もあります。
でも
信じて実践して結果を出していく
そしてそれを感じる。
マイナスの結果は修正して
さらに実践して結果を出してそれを感じる。
プラスの結果
その記憶を脳に刻む。
そして
そのプラスの領域を脳の中で拡大させていく。
つまり
自分の脳の中に
「青空」を広げていくのです。
「曇り」がだんだん小さくなっていき
あっても良いと気づく時がきます。
さらに
「曇り」のお陰で「青空」の『喜び』を感じられる
と気づき始めたら
もうあなたは『心は傷つかない』と信じるでしょう。
この循環を起こして欲しいと思います
私もそれを続けています。
「雲」はあっても大丈夫と知ったら
いつも間にか消えてなくなってしまいます。
もし
この思考習慣が良いとわかっても
ご自分で始めるきっかけが掴めない
という方はご連絡ください。
自律神経調整の施術と合わせてコーチングします。
施術料金は22,000円(税込)になります。
ご連絡はメールかお電話で
ネット予約からでも大丈夫です。
「心は傷つかない」のブログを読んだ
とお伝えください。
東京都中野区 推拿整体院 すいな健康院 天と地と人
日本伝統手技継承研究所 信長信蔵
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