【いまさら聴けない“陰陽マーク”の話】すべての出来事が良いことに転じ、行動することが怖くなくなる“陰陽”の話|東京都中野区 推拿整体院 すいな健康院
【いまさら聴けない“陰陽マーク”の話】
すべての出来事が良いことに転じ
行動することが怖くなくなる“陰陽”の話
①良いことばかりは続かないけど明けない夜もない
②“陰陽マーク”が表す意味とは?
③“恐れ”や“不安”を抱えがちなあなたへの朗報
④陰陽スパイラルは巡り巡って上昇している
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①良いことばかりは続かないけど明けない夜もない
以前お世話になった
出版社の方とライターさんとの食事会がありました。
お二方とは
私が東京中医学研究所の副所長時代
師匠の弟子として
推拿の施術者として奔走していた頃
師匠の原稿のチェック役として関わらせていただき
幾度となくやりとりを交わした戦友のような間柄でした。
私が当時行っていたのは
いわば秘書的な役割だったのですが
すべての立場上の流れで回ってきた仕事だったので
当たり前のように無報酬でやっていました。
これらを請け負っていたストレスが重なり
過労と心労で体調を崩すことになるのですが
お二人には事情を後に知って戴くことになり
この日は慰労会として楽しい時を過ごしました。
自分が苦しみながらもかつてやってきたことが
願ってもなく報われた時間でした。
人知れず
報われないことをただ積み重ねてきたのだけど
何処かで誰かはそれを見ているのだとも感じました。
ただ
誰かが見ているかも知れないからやるのではなく
報われないかも知れないけど
やりたいこと、やるべきことだからやる
と言うのが本来の姿であることは変わりません。
当時の私にとっては必要な役割でありました。
しかし
今にして思うと
周囲のためにも自分のためにも「良かれ」
と思いがむしゃらにやっていたことですが
過労や心労を重ねたように
健康の原理原則から外れていたことも確かです。
それは
「何事も行き過ぎるのはご法度」
「良いことばかりは続かない
だけど明けない夜もない」
というのが自然の摂理
ということです。
そこで
健康活動の思考法の一つの定義として
“陰陽論”のお話をしてみようと思います。
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②“陰陽マーク”が表す意味とは?
世の中は「良い」と「悪い」に
分けられてできているように見えるけど
これは解釈であって
事実や真実とは違います。
自分の中では「正しい」ことも
他の人には「間違っている」
と受けとられる時もありますよね。
生まれた土地の環境や
生い立ちなどの周囲の環境や
人それぞれの経験の蓄積によって
その解釈のフィルターが変わってきます。
『陰陽説』は
「世の中は陰と陽に分けて存在する」
と説いているのとはちょっと違います。
↑このマークの「白が陽」「黒が陰」
上側の白の幅が多くなるにつれて
黒も少しずつ幅を広くしてきます。
これは
「白=陽」が極まったら
「黒=陰」に転じ始め
やがて
「陰が領域を広げていき」
極まったら
「陽に転じて広げていく」
ということを表わしています。
そしてもう一つ
白が広くなったところに「黒い点」が入っており
黒が広くなったところに「白の点」が入っている。
これは
「陽」の中にも「陰」の要素があり
「陰」の中にも「陽」の要素が含まれている
ということを表わしています。
これがこの世の成り立ち
動きであり
自然の摂理、真理、原理原則です。
夜明けが来て太陽が昇り
やがて太陽は真上に昇り昼を迎え
日暮れとともに宵を迎える。
夜は深夜に向かい闇を深くし
やがて夜明けを迎える
この繰り返し。
陽が照り続ければ水を蒸発させ天に昇り
雲をつくり曇りになり冷えて雨になる。
地に落ちた水はやがて蒸気になり天に昇る。
“陽”の男の中にも
“陽”の“男性性”と“陰”の“女性性”があり
“陰”の女の中にも
“陰”の“女性性”と“陽”の“男性性”がある
ということです。
昼が良くて夜が悪いわけではなく
晴天が良くて雨天が悪いわけではない。
ある区別があるだけで
差別があるわけではない。
目の前に起こる現象も同じですね。
悪いことが起こったのか
良いことが起こったのかは解釈です。
とは言っても
「あきらかに悪いこともあるではないか!」
とあなたは言うかも知れません。
確かにそうなのですが
あなたに起こった“悪い”ことは
“今”は“悪い”こととして認識されたけれど
その出来事がこの先
“悪い”ことであり続けるのか?
というところまで考えたいと思います。
『人間万事塞翁が馬』の話は
このことを絶妙に語っていますね。
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③“恐れ”や“不安”を抱えがちなあなたへの朗報
何か物事を進めると
当たり前だけど必ず結果が出ます。
未知のことに対しての行動になると
表れる結果を恐れて行動できない
という人もいるのではないでしょうか?
「失敗」という結果が出るのは恐いですよね。
行動を起こすという
能動的なことをやらなくても
つまり何もしなくても
現象は勝手に表れます。
行動を起こさなかったばかりに
悪い結果がでた
と感じることもあるでしょう。
それに対して
いちいち“恐れ”や“不安”を抱いていたら
安心して生きていけないし
生きていても病気になります。
つまり
“恐れ”と“不安”は
何をしてもしなくても起こるのですから。
それは脳科学からの説明でも明らかです。
しかし
“恐れ”や“不安”が原因で
多くの人が心や身体を傷めているのが現状です。
そこで
“恐れ”や“不安”を抱えがちな皆様に朗報があります。
それは
『目の前に起こる“悪いと感じる出来事”は
常に“良いことに転じるため”に起こっている』
と言うのが真理だということです。
だから
行動を起こして出る結果が
たとえ「失敗」だったとしてもそれは
「その時点では成功しないほうが良かった」
という場合や
「その失敗によって得られる学びが必ずある」
という教えです。
だから
あなたが心の中に持つ
どうしても叶えたいことを
失敗などの結果を恐れて
行動できないでいるのなら
今が直ちに考えを改める時です。
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④陰陽スパイラルは巡り巡って上昇している
過去に起こったことに対しての考えも同じです。
たとえその出来事が
「悪い」ことのようにしか思えなくても
「悪い」ことが起こるのは「良い」ことに転じるため
というのが真理なのだから
「良い」に転じる
考えや行動を起こし続けるべき
なのです。
「良い」ことばかりが起こる!と
思い込もうと無理矢理に言い聴かせるのではなくて
「悪い」考えを消し去らなければならない!
という訳ではありません。
「悪い」と感じる考えはあってもよいのです
「良い」と感じる領域を広くしていくだけなのです。
陰陽マークを思い返してください
同じことですね!
そして
もう一つの真理は
「良い」ことも起こり続けない
ということ。
だから「良い」と感じることが起こったら
次に進むための心の準備も常に必要なのです。
だからって
「良い」と「悪い」が
単に繰り返し起こっているだけじゃん!
となると堂々巡りになって
何だか無意味に感じてしまいます。
でも
陰と陽は巡りながら
螺旋を描いて上昇しているのです。
だから
一巡りしたその先は一段階上がっている
と想像したらいかがでしょう。
この良い巡りを始めましょう。
まずは健康状態から
そして身体が元気になってきたら
発想ももっと良くなってくる。
そしたら
その時には自然に
「何か行動してみよう」
と思うかも知れません。
そう思ったら
自然に行動するだけです。
焦らず、楽しく
気を引き締めていきましょう。
東京都中野区 推拿整体院 すいな健康院 天と地と人
信長信蔵
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