秋分の頃に整えたい。自律神経と“巡り”を回復する推拿(すいな)
秋分の頃に整えたい。
自律神経と“巡り”を回復する推拿(すいな)
9月下旬、昼と夜の長さがほぼ同じになる「秋分」を迎える季節になりました。
気候は少しずつ涼しくなり、空気は乾き始め、体も心も季節の変化に影響を受けやすい時期です。
「なんとなく疲れが抜けない」「夜に眠りが浅い」「肌や喉が乾燥する」──そんな声が、東京都中野区の「すいな健康院 推拿療法 天と地と人」にも多く寄せられるようになります。
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季節の変わり目に起こる不調
秋分の頃は、次のような不調が現れやすくなります。
•自律神経の乱れによる不眠・頭痛・倦怠感
•夏に消耗した体力が回復せず、疲労感が続く
•空気の乾燥による喉・鼻・皮膚のトラブル
•気温差による冷え、肩こりや腰痛
これらは、「夏の疲労の持ち越し」+「秋の乾燥と気温差」 が原因となって起こるケースが多いのです。
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東洋医学で見る「秋分」
中国伝統医学では、秋は「肺」と深く関わる季節とされています。
肺は呼吸や皮膚、免疫とも関係しており、乾燥に弱い臓腑です。
また秋分は、昼と夜のバランスが切り替わる時期であり、自律神経にも影響を与えます。
気候の変化に心身がついていけないと、体調不良や気分の不安定さが出やすくなるのです。
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推拿(すいな)で自律神経と巡りを整える
推拿は経絡やツボを刺激し、気血の流れを整えることで、自然治癒力を高める中国伝統医学の手技療法です。
◉ 背中への施術
自律神経が集まる背骨周囲を整えることで、緊張が緩み、眠りやすくなります。呼吸も深まりやすくなり、疲労回復につながります。
◉ 腹部の施術
夏に冷えやすい胃腸をケアして消化機能を回復。気力の源となる気血の生成を助けます。
◉ 胸や鎖骨周りの施術
呼吸をしやすくするアプローチで、肺の働きをサポート。乾燥による喉や呼吸器の不調に役立ちます。
◉ 足のツボ刺激
むくみや冷えが出やすい下半身の巡りを改善し、全身を軽くします。
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自宅でできる秋分の養生
•温かい飲み物で体を冷やさない(常温の白湯、ハーブティーなど)
•秋の旬食材を摂る(梨・ぶどう・さつまいも・レンコンなどは肺や胃腸を養う)
•軽めの運動やストレッチで巡りを促す
•就寝前に深呼吸や瞑想で心を落ち着ける
日々の習慣に取り入れることで、推拿の効果もより持続しやすくなります。
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まとめ:秋を健やかに迎えるために
秋分の頃は、一年の中でも特に体調を崩しやすい時期です。
夏の疲れを引きずらず、秋の乾燥や冷えにも負けない体づくりが必要です。
推拿で自律神経と巡りを整え、自然と調和した健やかな秋を迎えましょう。
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東京都中野区で推拿なら
「すいな健康院 推拿療法 天と地と人」では、季節や体質に合わせた施術で、自律神経や胃腸のケアを行っています。
📩ご予約・お問い合わせはこちら →【https://tentochitohito.jp/contact/】
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