第6回 身体を「部分」ではなく「全体」で見るということ
身体を「部分」ではなく「全体」で見るということ
身体の不調を考えるとき、
多くの場合は痛みや違和感のある部分に注目します。
肩が痛ければ肩、
腰が痛ければ腰、
というように、
症状のある場所に原因があると考えることは自然なことです。
しかし実際には、
身体の状態は必ずしも
一つの部分だけで決まるものではありません。
身体はつながって働いている
身体は、筋肉や関節だけでなく、
呼吸や神経、組織の緊張などが
互いに影響しながら働いています。
たとえば、
・呼吸が浅いと背中が固くなる
・背中の緊張が強いと肩が動きにくくなる
・姿勢の変化が腰への負担を変える
このように、
身体の各部分は互いにつながりながら
状態を作っています。
症状の場所と原因の場所
臨床の現場では、
「痛みがある場所」と
「身体のバランスが崩れている場所」が
必ずしも同じとは限らないことがあります。
肩の痛みの背景に
呼吸の問題が関係していたり、
腰の負担の背景に
背中の緊張が関係していたり、
身体の状態は
複数の要因が重なって生まれることがあります。
身体全体を見るという視点
そのため身体を見るときには、
症状のある部分だけでなく、
・呼吸の状態
・身体の緊張
・動きのバランス
といった、
身体全体の状態を見ていく視点が大切になります。
このように身体を見ていくことで、
動きやすさや感覚の変化につながることもあります。
身体は調和を取り戻そうとする
身体は本来、
バランスを保とうとする働きを持っています。
緊張がゆるみ、
呼吸が整い、
組織が滑らかに動き始めると、
身体は自然と
動きやすい状態へ近づいていきます。
身体を部分ではなく
全体として見ることは、
身体の理解を深める一つの視点になります。
まとめ
このように身体を部分ではなく全体として見ていく視点は、
中国伝統医学の身体観にも通じる考え方です。
推拿では、筋肉や関節だけでなく、
呼吸や身体の緊張、組織のつながりを含めて
身体全体のバランスを見ながら施術を行います。
身体を全体として理解する視点は、
身体の状態を考える上で大切な考え方の一つと言えるでしょう。
すいな健康院 からだの調律整体 推拿の信長
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