■第三回 呼吸が浅いと身体は動きにくくなります

query_builder 2026/03/03
推拿がひらく身体の可能性

■第三回 呼吸が浅いと、身体は動きにくくなる


日常の中で、自分の呼吸を意識することはあまりないかもしれません。

しかし臨床の現場では、

  • 身体が緊張しやすい

  • 動作がぎこちない

  • 疲れやすい

  • 首や肩に力が入りやすい

といった状態の方ほど、呼吸が浅くなっていることが少なくありません。

呼吸は単に酸素を取り入れるだけでなく、身体の動きや緊張の状態とも深く関係しています。




呼吸が浅くなると身体に何が起こるのか


呼吸が浅くなると、身体は無意識のうちに緊張しやすくなります。

例えば、

  • 肩が上がりやすくなる

  • 首や胸まわりが固くなる

  • 背中の動きが小さくなる

  • 身体に力が入りやすくなる

といった変化が起こります。

この状態では、身体全体の動きが小さくなり、動作がぎこちなく感じられることがあります。




呼吸と身体の動きは連動している


本来、呼吸は胸だけで行われるものではありません。

肋骨、背中、横隔膜、腹部、骨盤周囲など、身体全体がわずかに動きながら呼吸を支えています。

この動きが保たれていると、

  • 身体が柔軟に動く

  • 動作にリズムが生まれる

  • 力みが減る

  • 安定感が高まる

といった状態が生まれやすくなります。




緊張が強いほど呼吸は浅くなる


ストレス、不安、痛み、長時間の同じ姿勢などは、身体の緊張を高める要因になります。

緊張が続くと呼吸は浅くなり、
呼吸が浅くなることでさらに緊張しやすくなる。

このような循環が続くことで、

身体のこわばり
疲れやすさ
動きにくさ

が慢性的に続くことがあります。




呼吸が深まると身体は自然にゆるむ


呼吸が深まり、身体全体が呼吸に合わせて動くようになると、

  • 首や肩の力が抜けやすくなる

  • 背中の動きが広がる

  • 動作がスムーズになる

  • 身体の負担が減る

といった変化が見られることがあります。

これは特別なことではなく、
身体本来のリズムが戻ってきた状態とも言えます。




「深呼吸をしよう」としなくてもよい


呼吸を良くしようとして無理に深呼吸をする必要はありません。

大切なのは、

身体の緊張がゆるみ、
自然に呼吸が広がる状態をつくることです。

呼吸は努力して行うものではなく、
整った身体の中で自然に深まっていくものだからです。




呼吸は身体の調和を映す鏡


呼吸の浅さや硬さは、身体の緊張やバランスの状態を映し出しています。

呼吸が自然に広がると、
身体全体の動きも自然に整っていきます。

無理に変えるのではなく、
本来のリズムへ戻る流れを助ける。

この視点が、身体を整えるうえで大切だと考えています。




次回は、
筋肉や筋膜の滑らかな動き(滑走性)
という視点から、身体の動きやすさについて考えていきます。



📍中野区
すいな健康院 からだの調律整体 推拿の信長




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